事務所のインターネットがぐるぐる回る主な原因
事務所のインターネットがぐるぐる回る主な原因は、回線速度の不足やネットワーク機器の処理能力不足など、通信環境の負荷が高くなることです。
事務所では複数人が同時に業務システムやクラウドを利用します。そのため、個々の機器や回線にかかる負荷が原因でインターネット通信が停滞し、事務所のインターネット画面がぐるぐる回る現象が起きます。
事務所のインターネットがぐるぐる回る主な原因は回線、接続機器、設置環境の三点です。まずは、これらの原因を順番に確認していきましょう。
回線の帯域不足や混雑
事務所のインターネットがぐるぐる回る原因で多いのは、契約している回線の帯域幅が不足していることです。帯域とは、同時に流せる通信量の上限のことです。
事務所では一本の光回線を複数人で共有します。アクセスの集中する時間帯やウェブ会議が重なるタイミングで回線の帯域幅が不足していれば、通信速度が低下し、インターネットがぐるぐる回ってしまう原因となります。
特定の端末だけでなく全端末でインターネットがぐるぐる回る、有線接続でもインターネットがぐるぐる回るといった状況が続いている場合は、回線の最大速度が利用状況に見合っていない可能性が高いです。
法人専用回線や上位プランへ変更することで、事務所のインターネットがぐるぐる回る状態を改善しやすくなるでしょう。
ルーターやネットワーク機器の性能不足・不具合
事務所のインターネットがぐるぐる回る原因として、ルーターやハブなどのネットワーク機器が通信遅延の発生源になっているケースもあります。
回線自体が高速でも、中継するネットワーク機器の処理能力が低いと、そこでデータが渋滞します。とくに古いルーターを長期間使い続けている場合は注意が必要です。
以下のチェック表を参考に、現在使用している機器の状態を確認してください。
| 確認項目 | チェック内容 |
| 機器の使用年数 | 5年以上同じルーターやスイッチを使用していないか |
| 機器の規格 | ルーターが「Wi-Fi 6」などの最新規格に対応しているか |
| 有線LANの規格 | LANケーブルがCat5(ケーブルに印字)などの古い規格ではないか (※法人環境ではLANケーブルCat5e以上が推奨されます) |
これらに該当する場合は、機器の更新を検討してみましょう。
Wi-Fi環境や配線の問題
事務所のインターネットがぐるぐる回る背景には、ルーターの設置環境や配線の不備も関係します。
事務所に設置しているWi-Fiルーターが障害物に弱いと、設置場所によってインターネットの安定性が変わってしまいます。
事務所の家具や壁が電波を遮っている場合、ルーターのすぐ近くではつながっても、離れたデスクでは接続が不安定になりインターネット画面がぐるぐる回ることが多いです。このような場合、ルーターを床に直置きせず、見通しの良い高さに設置するだけで状況が改善する場合があります。
また、LANケーブルの差し込みが甘い、あるいはケーブルが断線しかかっているといった物理的な不具合も、インターネットがぐるぐる回る原因となります。

事務所のインターネットがぐるぐる回るときのすぐできる対処法
事務所のインターネットがぐるぐる回るときのすぐできる対処法として、原因を順番に切り分けることが大切です。回線変更の前にそれぞれのポイントを確認することで、不要な作業時間や出費を抑えることにもつながります。
事務所でインターネットがぐるぐる回る問題の多くは、再起動や接続の見直しだけで改善する場合もあります。複雑な設定変更をする前に、以下の手順を順番に試し、状況が変化するかを確認してみてください。
ルーターやONUを再起動する
事務所のインターネットがぐるぐる回る際にまず試すべきは、ルーターやONU(光回線をインターネットに変換する装置)の再起動です。長時間連続して稼働させると、機器の内部メモリにエラーが蓄積し、処理速度が落ちることがあります。
- パソコン、Wi-Fiルーター、ONUの順に電源アダプターをコンセントから抜く
- そのまま1分ほど放置して放電を待つ
- ONU、Wi-Fiルーター、パソコンの順に電源を入れランプが安定するまで数分待つ
毎日おこなう必要はありませんが、速度低下を感じたタイミング、または、週一回程度の定期的な再起動がおすすめです。
再起動をおこなう際は、作業中のデータが保存されているか事前に周囲に確認するようにしましょう。また、初期化(リセット)はおこなわないようにしてください。
不要な通信や接続端末を減らす
事務所のインターネットがぐるぐる回る現象は、使用していない端末のインターネット通信を遮断することで改善する場合があります。自分では通信していないつもりでも、バックグラウンドで動作しているソフトが通信容量を消費している可能性があるためです。
具体的な対策は、以下のとおりです。
- PCの同期停止 :Googleドライブなどのクラウド同期を一時的に止める
- 不要なWi-Fiオフ :業務に関係のないスマホ等のWi-Fiを切る
- OSアップデートの管理:業務時間中のWindowsアップデートなどを避ける
このように接続端末を絞り込むことで、業務に必要な通信に帯域を優先して割り当てられます。
事務所のインターネットがぐるぐる回るのを防ぐ工夫
事務所のインターネットがぐるぐる回るようになってから対処するのではなく、日頃から安定した通信環境を保つ工夫をしておくことも大切です。ここでは、事務所で実践できる具体的な予防策をご紹介します。
- ルーターは事務所の中央・高い位置に設置する
Wi-Fiルーターの電波は360度に広がるため、事務所の隅に置くと反対側まで届きにくくなります。できるだけオフィスの中央に近い場所、そして床から1〜2メートルほどの高さに設置しましょう。
- ファームウェアは常に最新バージョンに保つ
ルーターのファームウェアは、セキュリティ強化や性能改善のため定期的に更新されます。古いバージョンのまま使い続けると、速度低下やセキュリティリスクにつながるため、定期的にチェックしましょう。
- 同時利用の多い時間帯を把握する
朝の始業時や昼休み明けなど、全員が一斉にインターネットを使う時間帯は回線が混雑しがちです。このタイミングを把握し、大容量ファイルのダウンロードやクラウドバックアップなどは混雑時を避けてスケジュール設定しましょう。

事務所のインターネットの問題はグローランスにご相談ください
事務所のインターネットがぐるぐる回るだけでつながりにくい、遅いといった問題は、業務効率に直結する重要な課題です。ルーターの設定や回線の見直し、機器の交換など、原因や解決策は多岐にわたるため、専門家のサポートがあると安心できます。
株式会社グローランスは、企業のIT環境をトータルでサポートする専門企業です。回線速度の低下、Wi-Fi接続の不安定さ、ルーター設定の見直しなど、オフィスのネットワークトラブルを迅速に解決いたします。
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