社内LANは繋がるのにインターネットが繋がらない主な原因
社内LANは繋がるのにインターネットが繋がらない状況は、企業の業務を止めてしまう深刻なトラブルです。
社内LANは繋がるがインターネットが繋がらない場合、原因は大きく、回線設備、端末設定、セキュリティ設定に分かれます。内部ネットワークと外部通信は別の仕組みで動作しているため、どちらか一方だけが正常というケースは珍しくありません。
とくに法人環境では、ルーターや回線契約、固定IP設定、VPN構成など複数の要素が絡み合っています。そのため、社内LANが繋がる状態を確認したうえで、外部接続経路を順番に切り分けることが早期復旧に繋がります。
ルーターや回線側の不具合・障害
社内LANは繋がるのにインターネットが繋がらない原因としてとくに多いのが、ルーターや回線側の不具合です。社内LANが繋がる状態でも、インターネット回線に障害が発生していれば外部通信はできません。
ルーターは社内LANとインターネットを仲介する装置です。この機器にエラーが発生すると、内部通信は可能でもインターネットが繋がらない状態になります。まずはルーターやONUのランプ表示を確認し、回線ランプが正常に点灯しているかを確認してください。
また、プロバイダーの障害情報ページを確認することも大切です。社内全体でインターネットが繋がらない場合は、回線障害の可能性が高いと考えられます。法人契約の場合は専用サポートへ問い合わせることで、迅速な状況確認が可能です。
IPアドレス・DNSなどネットワーク設定の問題
社内LANは繋がるのにインターネットが繋がらない場合、端末側のIPアドレスやDNS設定に問題があることもあります。IPアドレスはネットワーク上の住所のような番号であり、DNSはWebサイト名を数値に変換する仕組みです。
IPアドレスが正しく取得できていないと、社内LANは繋がるのにインターネットが繋がらない状態になります。ネットワーク設定で「自動取得」になっているか確認し、誤った固定設定がないかを確認してみましょう。
DNS設定が誤っている場合も、外部サイトに繋がらない状態になります。コマンド操作による再取得や、ネットワークの再接続で改善することがあります。特定の端末のみインターネットが繋がらない場合は、設定不備の可能性も高いでしょう。
プロキシ・VPN・セキュリティ設定の影響
社内LANは繋がるのにインターネットが繋がらない場合、プロキシやVPN、ファイアウォール設定が影響している可能性もあります。プロキシは通信を中継する仕組みで、VPNは安全な外部接続をおこなうための技術です。
設定に誤りがあると、社内LANは繋がるのにインターネットが繋がらない状態になります。ブラウザのプロキシ設定が有効になっていないか確認し、不要な設定は解除してください。
また、VPN接続が不安定な場合やセキュリティソフトが通信を遮断している場合もあります。一時的に無効化して状況を確認することで原因を特定できます。

社内LANは繋がるのにインターネットが繋がらないときの確認手順
社内LANには接続できているのにインターネットだけ繋がらない場合、問題の切り分けが必要です。以下の手順に沿って、一つずつ確認していきましょう。
- 他の端末で確認
- LAN接続の状態確認
- IPアドレスとゲートウェイ確認
- 内部通信の確認
- 外部通信の確認
- DNS応答の確認
まず他の端末でインターネットに繋がるか確認します。自分の端末だけ繋がらないなら端末側の問題、全体なら回線やルーター側の問題です。
次に、ネットワークアイコンから接続状態を確認し、「インターネットアクセスなし」と表示されていないかチェックします。
さらに、コマンドプロンプトで「ipconfig」を実行し、IPアドレスとデフォルトゲートウェイが正しく表示されるか確認してみましょう。
続けて、社内のほかの機器に「ping」コマンドで通信できるか、ゲートウェイに到達できるか、外部サーバー(8.8.8.8など)に応答があるかを、順番に確認します。最後に「nslookup www.google.com」でDNSが機能しているか確認しましょう。
この手順で、問題箇所を絞り込みやすくなります。
社内LANは繋がるのにインターネットが繋がらないときのすぐできる対処法
社内LANは繋がるのにインターネットが繋がらない場合でも、すぐに実行できる基本的な対処法があります。いきなり回線業者へ連絡するのではなく、簡単な確認から順番におこなうことで原因を特定しやすくなります。
まずは物理的な接続確認や機器の再起動など、負担の少ない方法から実施しましょう。その後、設定の確認へ進むことで効率的に切り分けが可能です。
社内LANが繋がる状態を前提に、外部通信経路に集中して確認することも大切です。業務停止時間を最小限に抑えるためにも、段階的な確認手順を把握しておきましょう。
ネットワーク機器の電源を入れ直す
社内LANは繋がるのにインターネットが繋がらない場合、ルーターやONUの再起動で繋がることがあります。機器内部の一時的なエラーや通信処理の不具合が原因で、インターネットが繋がらない状態になっている可能性が考えられます。
電源を切り、1〜2分待ってから再起動すると内部処理がリセットされるので、ONUを先に起動し、その後ルーターを起動してみましょう。
再起動後はランプ表示を確認し、複数端末で繋がるか試してみてください。社内LANが繋がる状態でもインターネットが繋がらない場合は、他の原因を順番に確認していきましょう。
LANケーブルや接続ポートを確認する
社内LANは繋がるのにインターネットが繋がらない場合、回線側のLANケーブルやWANポートに問題がある可能性もあります。社内LANが繋がる状態でも、外部回線との接続部分が不安定であれば通信はできません。
ケーブルがしっかり差し込まれているか、断線していないかを確認してください。別のケーブルに差し替えることで原因の切り分けが可能です。
また、ポートのランプが点灯しているかも確認ポイントです。ハブを使用している場合はその接続状態も確認しましょう。
プロキシやVPN設定を無効にする
社内LANは繋がるのにインターネットが繋がらない場合、プロキシやVPNを一時的に無効にしてみましょう。設定の不整合により、外部通信のみ遮断されることがあります。
Windowsのネットワーク設定画面からプロキシをオフにし、VPN接続を切断してください。その後ブラウザを再起動し、インターネットが繋がらない状態が改善したか確認します。
それでも改善しない場合は、回線品質や機器構成の見直しが必要です。繰り返し発生する場合は、専門の回線業者へ相談することが安全で確実な解決策となります。

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社内LANは繋がるのにインターネットだけ繋がらないというトラブルは、原因の特定に専門的な知識が求められるケースも多くあります。自社で対応しきれない場合や、早急に解決したい場合は、プロに依頼するのがおすすめです。
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